匂いと記憶

ちょっと関係ない話しを。

 

 

この土日は、両親と軽井沢にいってきました。

神泉に住み始めてから、あまり接点が無くなったので

んまぁ親孝行も含めていいかなあ、なんて思って。

 

軽井沢って避暑地なだけあって、涼しくて、緑が多くて

すごくいい。

普通に将来別荘とかほしいw

 

んで、朝起きて、父親と朝風呂行こうかと思って

窓を開けて深呼吸すると、

ブチッ、と目が冷めるわけです。

 

緑の澄んだいい匂いなんだけど

すごく悪寒が走る匂い。

直感的に、気分がものすごく落ち込む匂い。

現実逃避をしたくなるような匂い。

 

 

そうだ、部活の合宿の時の匂いと一緒だ。

中高に所属していた野球部の合宿で、毎年この匂いを嗅いでいた。

朝起きると、この匂い。

また地獄の1日がはじまる、と

友達を憂鬱な顔を見合わせて、食堂に向かったものだ。

 

なんか、本来であれば、ものすごくいい匂いのはずなのに、

こんなことを感じでしまうって、すごく悲しい。

もう10年くらい前の出来事なのに

こんなにもくっきり思い出すなんて。

匂いは、記憶に直結している。

 

あの頃の、理由は分からないけど心身ともに死ぬ程ツラい思いをして頑張るって

経験が今にどのくらい生きているのか、分からないけど

もしもう一回、中高生活を送るなら

僕は野球をするのではなく

コードを書きながら、世界を旅するだろう。

そのほうが、圧倒的にいろんな意味で世界が広がる。

 

 

はやく、この自然の匂いの呪縛から解けたい。